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PPAモデルとは
1.PPAモデル=太陽光発電の無償設置とは
PPAとは、「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略で、売電事業者と需要者が直接、電気の売買契約を結ぶことを指します。日本では本来の意味のPPAは、法制度、インフラなどの問題が有り実施されていません。そこで現れたのが「太陽光発電の無償設置」というビジネスモデルをPPAモデルと称するようになりました。
2.PPAモデルの要点
① PPA事業者と需要家企業(工場・ビル・商業施設など)とPPA契約を結びます。
② PPA事業者(太陽光発電の設置業者)が中小企業などの電力消費者の建物の屋根や敷地などのスペースに太陽光発電設備を無償設置し、運用・保守を行います。太陽光発電設備はPPA事業者の所有物です。
③ PPA事業者は発電した電力の自家消費量を検針・請求し、需要家側は使用した分の電気料金のみを支払います。PPAモデルで太陽光発電設備を導入した企業は、初期費用や保守メンテナンスなどの維持費はかかりません。PPA事業者に対して使用した電気量の代金のみを支払います。つまり、PPAモデルでは、費用をかけずに電力コスト削減が期待できるというメリットがあります。
需要家は、PPA事業者と契約することで、太陽光発電システム設備を初期費用ゼロで導入でき、メンテナンスもしてもらえる仕組みです。さらに、契約期間が終わった後は、設備を譲り受けられます。
その代わり、契約終了までの間、利用者はPPA事業者に利用した分の電気代を支払います。契約期間は10年~20年が一般的ですが、設置場所やなどによって変更が可能です。
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